【自己紹介】
化粧品成分専門ブログ
コスメプロフェッショナル
運営者 Pepe
化粧品成分開発に１０年以上従事した化粧品成分のプロフェッショナルであるPepeが発信する化粧品成分特化ブログです。難しい化粧品成分を分かりやすく解説していき、その成分を使用した最終製品を紹介していきます。読者の方が化粧品成分を理解する事によって、化粧品選びが楽しくなり、幸せなコスメライフを過ごせる切っ掛けになれば嬉しいです。
化粧品成分のプロフェッショナル？
化粧品成分プロとは？
Pepeさん
化粧品成分プロフェッショナルってなんですか？
資格とかあるのでしょうか？
化粧品成分プロフェッショナルという資格はありません。
資格はないのですね。
化粧品成分プロフェッショナルとは化粧品のどんな事が分かるのでしょうか？
化粧品成分プロフェッショナルとは、化粧品に配合されている成分の一つ一つの役割をしっかり理解して、人に説明出来るスキルだと思っています。
化粧品成分プロフェッショナルの定義
化粧品成分プロフェッショナルの定義
化粧品成分プロフェッショナルという資格はありませんので、免許証のようなライセンスはありません。Pepeが思う化粧品成分プロフェッショナルとは化粧品に配合されている成分一つ一つの役割をしっかり人に説明出来るプロという事だと思っています。このブログでは化粧品の中身である成分から化粧品を様々な視点で見ていきたいと思っています。
化粧品成分をしっかり説明し、皆さんに化粧品を使う幸せを共有していきたいです。
今回は初回ですので、大人気のSK-IIフェイシャルトリートメントエッセンスを後ほどフォーカスして説明していきます。
化粧品に求められる機能
化粧品に求められる機能は何がある？
人を幸せにします、キレイにします、肌を健康に保ちます
化粧品はどのように作られている？
化粧品の製造現場を見る機会は一般の方は殆どないと思います。今回はわかり易くお料理に例えてみます。次の項目で大人気の化粧水Sk-Ⅱのフェイシャルトリートメントエッセンスを解説していきます。
SK-Ⅱフェイシャルトリートメントエッセンスを解説
SK-Ⅱ
フェイシャルトリートメントエッセンス解説
SK-Ⅱフェイシャルトリートメントエッセンスの表示名称（裏にある成分表）は下記になっています。
１．ガラクトミセス培養液（ギュウニュウ）
２．ＢＧ
３．ペンチレングリコール
４．水
５．安息香酸Ｎａ
６．メチルパラベン
７．ソルビン酸
化粧品は成分表示がされていますので、箱や商品の裏側に全ての成分（原料）が書かれています。化粧品成分プロフェッショナルであれば、その成分の解説が出来ます。
１％以上配合されている成分は配合量が多い順番なので、フェイシャルトリートメントエッセンスにはピテラ（ガラクトミセス培養液）が一番入っているという事です。
SK-Ⅱのピテラとは？
SK-IIのピテラ
SK-Ⅱのピテラという成分は
ガラクトミセス培養液（ギュウニュウ）
ピテラとは、「ガラクトミセス」という天然の酵母が“発酵”という自然の営みを繰り返す過程で放出する“発酵代謝液”のことです。SK-ⅡはP&Gさんのブランドで今も日本でしか製造されていない特殊な化粧品ブランドです。ピテラの製造も同様にP&Gさんの滋賀工場で生産されているようです。基本的に化粧品製造メーカーさんは化粧品原料メーカーさんから原料を購入して製造します。SK-Ⅱのように自社で原料まで製造しているケースは非常に稀なケースですが、そこがSK-Ⅱというブランドの唯一無二なポイントです。コピー品が出ないのはピテラを他社さんが手に入れる事が出来ないからです。
ピテラ：P&Gさんのオリジナル成分！
他社では使用する事ができない唯一無二の成分です。
SK-Ⅱの製造方法とその効能効果を解説
SK-IIはどのように作る
上記で解説したようにSK-Ⅱのフェイシャルトリートメントエッセンスは７つの成分で構成されています。１～７つの成分は全て水に溶けるモノなので、基本は料理と同じように大さじ３杯のピテラと小さじ２杯のBGとという感じでお鍋に入れていって冷まして容器に入れるという工程です。
一般の人には手に入りませんが、１～７つの化粧品成分が手に入れば皆さんの自宅でもSK-Ⅱに近い商品が作れるかもしれません。
今回は簡単に化粧品成分スペシャリスト視点から人気商品を解説してみました。このような簡単な内容から皆さんに情報を発信していきたいと思います。皆さんのお役に立てば幸いです。
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