【自己紹介】
化粧品成分専門ブログ
運営者 Pepe
・化粧品成分開発者
・10年以上の経験
・化粧品成分のプロフェッショナル
本日のテーマ
【抗炎症】本来の肌を取り戻そう、重要なのは肌の正常化
遂にこのテーマが来ました。
肌が正常化していない状態ではどんなに効く成分を塗布しても効果が薄くなってしまいます。もしかしたら、皆さんの肌は慢性的な炎症を起こしている状態かもしれません。今回はPepeおすすめのスキンケアで肌を炎症から守り正常化出来るようポイントを解説していきます。
Pepeおすすめ商品を先にみたい方は左記をクリックして下さい。
今回のテーマ【本来の肌を取り戻す、抗炎症と肌の正常化】に関して化粧品成分プロのPepeがオススメしている商品をまとめています。
肌の炎症は日常的に起きる？
肌の炎症は日常的に起きる？
肌の炎症は、外傷、紫外線曝露、アレルギー反応、ストレス、感染、乾燥などのさまざまな要因によって引き起こされます。日常的なスキンケアや生活習慣が不十分な場合、炎症はより頻繁に起こる可能性があります。
肌が炎症を起こすと、赤み、かゆみ、腫れ、痛みなどの症状が現れることがあります。しかし、炎症が起こること自体は、健康な肌の正常な反応であり、炎症が制御されている場合は、通常は問題ありません。
しかし、慢性的な炎症は、肌トラブルの原因となることがあります。そのため、肌が炎症を起こした場合は、適切なケアを行うことが重要です。また、肌が常に炎症を起こしている場合は、医師に相談することをおすすめします。
慢性的な炎症は日常的な肌トラブルの影響となります。
肌炎症の原因
炎症の原因は？
- 外傷：肌が擦れたり傷ついたりすることで、炎症が起こることがあります。例えば、かすり傷や切り傷などが該当します。
- 紫外線曝露：日光や人工的な紫外線による肌への曝露は、肌を炎症させることがあります。これは、肌細胞がダメージを受け、炎症反応が起こるためです。
- アレルギー反応：肌が刺激やアレルゲンに反応して炎症を起こすことがあります。例えば、化粧品や洗剤、花粉などが挙げられます。
- 感染：細菌、ウイルス、真菌などによる感染は、肌の炎症の原因となります。例えば、ニキビや水疱瘡などが該当します。
- ストレス：ストレスにより、ホルモンバランスが崩れ、肌の炎症が引き起こされることがあります。
- 乾燥：乾燥した肌は、バリア機能が低下し、肌を守るための皮脂や保湿成分が不足するため、炎症を起こすことがあります。
これらの要因は、個人によって異なるため、肌が炎症を起こした場合は、その原因を特定して適切なケアを行うことが重要です。
肌炎症の要因は６つもあり、すべてを総合的にケアしていく必要があります。
肌を正常化する方法は？
肌を正常化する方法
- 適切なスキンケアを行う：肌タイプに合わせた洗顔や保湿などのスキンケアを行うことで、肌のバリア機能を回復させ、炎症を抑えることができます。
- 健康的な生活習慣を維持する：バランスのとれた食事や十分な睡眠、ストレスを軽減する方法を取り入れることで、肌の状態を改善することができます。
- 炎症を引き起こす原因を避ける：肌に負担をかける化粧品や洗剤、日焼けやタバコなど、肌を炎症させる原因を避けることで、肌を健康的な状態に保つことができます。
- 日常的な紫外線対策をする：日焼け止めや帽子、長袖、日陰などを利用して、紫外線から肌を守ることが大切です。
- 医師に相談する：慢性的な肌の炎症やトラブルがある場合は、皮膚科医に相談することをおすすめします。
１のスキンケアだけを変えても意味がありません。
是非、２〜４も日常的に取り入れて上でスキンケアも見直してみては如何でしょうか？
炎症に効果のある成分（抗炎症剤）
抗炎症剤はどのような成分？
化粧品では抗炎症という言葉は使えません。抗炎症という言葉使えるのは【医薬部外品】の製品のみです。医薬部外品で抗炎症が認められている成分は下記となります。
・グリチルリチン酸ジカリウム
・アラントイン
２つとも医薬品でも使用出来る安全性の高い成分です。
Pepeが今まで使用してきて肌を正常化するのに効果を実感出来るような成分は下記になります。
- ビタミンC：ビタミンCは抗酸化作用があり、肌の炎症を抑える効果があります。また、コラーゲンの生成を促進する作用もあります。
- トラネキサム酸：美白の主剤でもあるトラネキサム酸、医薬品では止血作用で使用されています。肌に塗布することでバリア機能をUPして赤ら顔に効果があります。
- ナイアシンアミド：ナイアシンアミドは、肌の保湿効果を高め、肌の炎症を抑える効果があります。また、肌のターンオーバーを促進する作用もあります。
- セラミド：肌のバリア機能であるセラミド（細胞間脂質）、肌に炎症がある場合このセラミドが減少しています。
これらの成分を含む医薬部外品や化粧品を使用することで、肌を正常化することができます。ただし、肌の状態や質によって効果が異なるため、自分に合った製品を選ぶことが重要です。
注：肌トラブルが続く場合は、皮膚科医に相談することをおすすめします。
本来の肌を取り戻す 抗炎症&肌を正常化してくれるコスメの紹介
Pepeおすすめの抗炎症成分が配合されている医薬部外品を紹介していきます。
おすすめ成分👇
・グリチルリチン酸ジカリウム
・アラントイン
・トラネキサム酸
・ナイアシンアミド
・セラミド
アルージェ スキントラブルケア リキッド
2種類の有効成分を配合（グリチルリチン酸2K、ε-アミノカプロン酸）複合的に肌トラブルを防ぎます。アルージェの目玉である、ナノ化した天然セラミドもしっかり配合されている肌トラブル専用の化粧水。サッパリした感触と思いきや、使用後のもっちり感は素晴らしいです。
キュレル ディープモイスチャースプレー
抗炎症剤であるアラントインが主剤の医薬部外品。花王が開発した独自成分セラミド（ヘキサデシロキシＰＧヒドロキシエチルヘキサデカナミド）が肌の奥（角層）まで浸透する処方となっています。爽やかな霧のようにお肌を包みこんでくれる使用感で癒されます。
ミノン アミノモイスト 薬用アクネケア ミルク
ダブル主剤のミノンアミノモイスト。ε-アミノカプロン酸とグリチルレチン酸ステアリルが炎症にアプローチします。ニキビケア用の製品ですが、一般使いにも向いています。特に乾燥しているのに脂性肌の方におすすめです。トロッとしているミルクタイプですが、ベタつかずサッパリしている使用感です。
dプログラム モイストケア ローションＭＢ
抗炎症と美白効果を兼ね備えたトラネキサム酸、抗炎症の王様グリチルリチン酸ジカリウムのダブル主剤の化粧水！安全性も敏感肌のテストであるスティンギングテスト済みとなっています。お肌ガサガサ系の方は是非試してほしい製品です。エマルジョン（乳液）もオススメです！！
最後まで読んで頂きありがとうございます。
Pepeが今まで紹介した商品は楽天ルームで確認出来ます。
SNSで毎日７時に配信中
有益な化粧品成分情報に興味のある方は是非フォローお願いします。
敏感肌の詳細記事はこちら👇
コメント